北海道・東北エリアのお米たち!

『ゆめぴりか』はほど良い粘りと甘み、そして炊きあがりの美しさが特徴です。「日本一おいしい米を」という北海道民の「夢」に、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて名付けられました。

『青天の霹靂』は粒がやや大きめのしっかりしたお米です。ほどよいツヤと、やわらかな白さ。炊き上がりからしばらく保温していても、つぶれることのない適度なかたさがあります。食べごたえがあって、しかも、重すぎない。粘りとキレのバランスがいい。上品な甘みの残る味わいです。

新しく岩手の顔として2016年にデビューした「銀河のしずく」は岩手のオリジナル品種として期待されています。粒が大きく、ひときわ白く透明感のあるお米で粘りも程よくかろやかな食感が特徴です。炊き立てと冷めた後の味の変化が少なくおにぎりにも適したお米です。

宮城県で今では一番作りにくい品種となったササシニキを専門で栽培する生産農家さんの契約栽培のササニシキです。『ササニシキ』は柔らかい食感とさっぱりしたあと味が特徴の唯一無二のお米です。ごはんが主張しすぎず、おかずと一緒に食べるとそのバランスの良さからついついお代わりしてしまう、そんなお米です。

生誕30周年で壇蜜さんをCM起用して話題となった『あきたこまち』は東北で最初の「コシヒカリ」系統の食味を持つ良質・良食味米品種です。炊き上がりは透明感、光沢、香りともに優秀で、程よい粘りと弾力性に富んでいます。

渡り鳥が冬に越冬飛来するときの餌場確保などを目的にした「ふゆみずたんぼ(冬季湛水)」に取り組んでいる生産農家さんに限定した『つや姫』はお米の粒の外観から非常にきれいで充実度が優れているのが特徴です。今回ごはんのツヤも非常によく、一粒一粒の米粒を感じる食感はごはんらしいごはんと言えます。除草剤1回のみの無化学肥料栽培です。

福島県の新品種「里山のつぶ」は、11年の歳月をかけて開発。母「新潟71号、ゆきん子舞」に、父「福島14号」を交配。名称は県内の冷涼な里山で広く栽培される品種になって欲しいと願い命名。その名の通り栽培地は標高300m以上の中山間地域。米粒は大きく食べたときにしっかりした歯ごたえと、適度な粘りを感じる良食味品種で特A評価を獲得しました。

関東エリアのお米たち!

「ふくまる」は茨城県で開発されたオリジナル品種です。コシヒカリと比べて大粒で粘りも強くごはん粒の存在感を感じるお米です。洋食系の味の濃いおかずとの相性が良いでしょう。

「なすひかり」は栃木県で開発されたオリジナル品種です。コシヒカリを母方に持ち、食味も良く、日本穀物検定協会による食味ランキングにおいて「県北地区」なすひかりが22年産から3年連続で最高評価の特Aを獲得しました。

400年前、真田信之によって開削された真田用水の恵みを活かした金井農園さんの特別栽培米こしひかりは、自家製発酵肥料、もみ殻燻炭、地域の畜産農家との提携による循環型農業を行い、環境に負荷をかけないように作られています。魚沼産にも負けない全国でもトップクラスのコシヒカリをぜひご賞味下さいませ。

観測史上最も暑い夏が訪れるなど、近年、埼玉県では夏の高温がコメづくりにとって大きな課題となっていました。『彩りのきずな』は、そんな記録的な猛暑を乗り越えて、開発されたお米です甘みと旨みのバランスがとれた、様々な料理によく合うお米です。

『ふさおとめ』は平成2年に「ひとめぼれ」を母に、「ハナエチゼン」を父として人工交配したものを平成3年からバイオテクノロジー技術を駆使し、約7年の歳月をかけて誕生した本県独自の早生品種です。粒が大きく、炊きあがりの艶があって粘りは控えめで、あっさりとした食味が特徴です。

東京にも田んぼがあったのかと驚く方も多いと思いますが、この『東京産キヌヒカリ』は八王子市で12代も続く農家、澤井保人さんの水田で作られた希少なお米です。都内で唯一「アイガモ農法」によって栽培された無農薬・無化学肥料米でもあります。東京産のお米を絶やさないためにもぜひ応援をお願いします。

神奈川平塚生まれのブランド「はるみ」はコシヒカリとキヌヒカリを両親として交配されました。平成28年産の「米の食味ランキング」で特A評価を受け、これからが楽しみで希少な新品種です。炊き上がりのつやともっちり食感は近年の新品種戦国時代の中においてもトップクラスの評価です。

北陸エリアのお米

新潟の新しいプレミアム米として2017年秋から一般販売がスタートする話題の新品種です。大粒で形の良い、ふっくらツヤツヤのご飯はまろやかな甘味とコクの深さはさすが新潟がプレミアム米として世に出したことがうなづけます。ふんわりひろがる香り、豊潤な甘みとコク、しっかりとした粘りと弾力を併せ持つ「新之助」を是非ご賞味下さいませ。

『てんたかく』は福井県生まれで高温に強い「ハナエチゼン(華越前)」と、宮城県生まれで寒さに強く味の良い「ひとめぼれ」。両者の特徴を掛け合わせ、富山県で生まれたお米です。米粒の外観品質は非常に良く口に含むとほどよい粘りと甘味がありあと味があっさりしたごはんが特徴です。富山県砺波市の生産法人さん限定のてんたかくとなります。

『夢ごこち』は別名「進化したコシヒカリ」と言われる良食味品種です。ごはんの炊き上がりのツヤの良さと弾力のあるごはんは他の品種では味わえない唯一の食感です。第33回に日本農業大賞を受賞した石川県を代表する生産農家、番場農園さんが作った特別栽培米の夢ごこちです。

平成29年産から本格生産が始まった福井期待の新品種「いちほまれ」。コシヒカリ発祥の地、福井がポストコシヒカリをめざし、品質も価格も最高グレードをめざす「いちほまれ」。やさしい甘さと粘りの中にも粒感を感じるごはんを是非ご賞味下さい。

中部・東海エリアのお米

『農林48号』は戦後まもない昭和24年に愛知県の農業試験機関で「農林8号」と「陸羽132号」を交配し育成されたお米です。今では山梨県の武川町周辺でしか栽培されていない「幻の米」です。梅雨を過ぎても食味がほとんど落ちない米として都内の高級寿司店が食味の良さと香ばしさを評価し、再び注目を集めている希少価値のあるお米です。

『風さやか』は長野県の品種で、ゆめしなのと北陸178号を掛け合わせた品種です。良食味産地して名高い長野県佐久地区の生産農家さんに栽培して頂きましたお米です。暑い高温登熟による障害粒発生を回避でき、耐倒伏性が高く、いもち病にも強く、しかも食味もコシヒカリ並みという優れた品種特性を持ちます。

『ハツシモ』の特長は、梅雨の時期が過ぎても食味の低下が極めて少なく、年間を通じて品質・食味が安定していることです。収穫時期がとても遅く、初霜の降りる頃までじっくり育てられたことが名前の由来です。大粒でご飯の見栄えや歯ごたえのある食感がすばらしく他の品種とは一味違うお米です。

静岡県内で最も早く収穫される「なつしずか」はコシヒカリに偏った米作りから脱却するため作られたお米です。。あっさりとした味が特徴で、口に入れるとまろやかですが粘りは少なめで、軽い食感を楽しむことができます。特に酢飯で食べるのがおススメです。

あいちのかおりは愛知県生まれのお米です。ブレの少ない安定感が業務用のお米として実はとても人気があります。一般にはあまり市販されていませんが特にお寿司やどんぶりものには一番おススメのお米です。

三重県の伊賀地域は、古代、琵琶湖があったとされる地域にあたり、湖底だった土壌は栄養豊かで保水力もあり、稲作には最適だといわれています。淀川の源流が流れているため、ミネラルをたっぷり含んだ清らかな水を豊富に利用できるのもこの地域ならではの特徴です。

近畿エリアのお米

みずかがみは、温暖化対応品種として育成された、滋賀県期待の新品種です。品種の名称については、広く募集を行い、美しく輝く豊かな琵琶湖の水が連想される「みずかがみ」を品種名に、また「ゆたかな水にかがやく実り」をキャッチフレーズに滋賀県の嘉田知事が選んだそうです。 粒揃いもよく、炊き上がりもきれいなごはんとなります。粘りは強くはありませんが、ほどよい粘りで舌触りががよくあと味がまろやかなのが特徴です。

通産10回の食味ランキング特A評価の京丹後のコシヒカリ。与謝野町の京豆腐工場(京とう藤野)の「おから」、有効成分の高い「米ぬか」、ミネラル豊富な日本海の「魚のあら」をブレンドし、発酵させた100%天然素材の有機質肥料を使って環境にもやさしいこしひかりです。少しやわらかめの東北のこしひかりと違って弾力があり、それでいて舌触りはなめらかで最後に甘みをしっかり感じることのできるこしひかりです。

大阪の最北端に位置する能勢町は「大阪の軽井沢」とも呼ばれ寒暖差からおいしいお米の産地として関西では有名な地域です。そこで作る『キヌヒカリ』は適度な粘りと炊き上がりツヤ、そしてしっかりした食感が特徴です。生産量が僅かのため数量限定の貴重なお米です。

ササニシキの突然変異から生まれ、低たんぱく質であっさりしたおかずを引き立てるお米です。冷害・豪雨・台風にも耐えたそのお米は、まるで天からの授かりものだということで、「かぐや姫」と名付けられました。

24年産では特A評価だった『奈良産ヒノヒカリ』が育つ奈良大和路は、四方を山々に囲まれた朝夕の寒暖差の大きい地域です。朝夕の寒暖差と吉野川のきれいな水が身の引き締まった弾力のあるお米を育てます。

和歌山県産のお米は、県内消費が多く、市場に出回ることのない希少なお米です。本場、島根のきぬむすめにも負けない品質に仕上がっています。適度な弾力となめらかな口当たりでさっぱりとした品の良いごはんをご堪能ください。

中国エリアのお米

鳥取市国府町で栽培された「ひとめぼれ」は福田養蜂場の皆さんが「れんげ農法」という昔から伝わる栽培方法で作ったお米です。れんげ農法は、苗を植える前にれんげ畑を作成して、自然の窒素を土壌に発生させ、それを有機肥料として利用します。そして、れんげが発酵することにより「土」を活性させ、稲を自然のまま、元気に育てることが出来ます。れんげには空中の窒素を根に取りこんで貯め込む力があり、稲が必要とする窒素成分を含んだ元肥となり、土壌に力がつき強い稲を作ります。

『きぬむすめ』は、「キヌヒカリ」を母親に、「祭り晴」を父親に九州沖縄農業研究センターで育成された品種です。今回の「きぬむすめ」は島根県松江市東出雲町の生産者さんに作って頂きました。若手ながらお米についての知識・経験が豊富な生産者さんです。慣行栽培ですが、肥料に米ぬかを利用しての土づくりをされています。

日本古来の在来品種『幻の米』岡山産 朝日は、現在流通しているお米の中でも非常に古い品種で、唯一人工交配をしていない在来品種です。そのおいしさは「東の亀の尾、西の朝日」という言葉もあるほど西日本における良質米の代表品種。お米の一粒一粒が少し大きく、炊きあがりがふっくらしていて歯触りがいいのが特徴でコシヒカリほど粘りはありませんが、その粒の大きさとふっくら食感が他にはない味わいです。

父は「中国178」母は「きぬむすめ」の交配により誕生した対暑性品種「恋の予感」>名前の由来は「味ひとたび食べると、恋するときめきや情熱が溢れ出てくる気持ちになるような、お米になって欲しいという期待が込められています」

晴(は)るるという商品名は、一般公募から選ばれたもので、「夕立の雲飛びわくる白 鷲のつばさにかけて晴るる日の影」という花園院(95代天皇)の歌に由来しており、夏の日差しをたくさん浴びて、美味しいお米になるように・・・という願いが込められています。粒は大きめでまろやかな口あたりに適度な歯ごたえで粘りもあり、冷めても美味しいと評判のお米です。

四国エリアのお米

阿南産コシヒカリは県内でもトップブランドとして地域をあげてコメづくりに取り組む地域となります。阿波美人として出荷されるコシヒカリは粒ぞろいも良く、しっかりした食感が特徴です。

『おいでまい』」は、「あわみのり」を母親に、「ほほえみ」を父に、交配して生まれました香川県農業試験場が育成した米です。色が白くしっかりとした食感と粘りが特徴です。新しい香川県期待の品種「おいでまい」は香川県の中でも優良産地として有名な綾歌郡綾川町の生産法人の皆さんに栽培してもらいました。

愛媛県丹原町川根地区は山間の少し小高いところにあり年中涼しい風が吹き抜けています。山から流れてくる綺麗な水を使い作った「あきたこまち」は適度な粘りとお米本来の味が生きています。

四万十川上流にある四万十町は、標高230mの高南台地で、昼夜の季節毎の寒暖の差が大きく、冷涼地で濃霧地帯ということに加え、日本最後の清流と謳わる四万十川の清らかな水と土。おいしいコメ作りには欠かせない条件とその条件を高める人の知恵が揃っています。仁井田郷米クラブの作る『にこまる』は山形県庄内の「日本一おいしい米コンテスト」で史上初の3年連続優秀賞に輝きました。

九州エリアのお米

24年産全国の食味ランキングで2年連続「特A」評価を受けた『元気つくし』は福岡県が2009年度に栽培を始めた、暑さに強いコメの新品種です。ごはん粒がしっかり、ふっくらと炊きあがり、もちもち感が強いのが特徴です。福岡県宮若市のお米は、周囲を山々に囲まれた昼夜の寒暖差が激しい土地と清流で育ち、福岡県内では江戸時代から良食味米の産地として知られ、「黒田家の殿様も食べた米」と言われています。

ここ数年の高温の影響は西日本だけでなく全国のお米の品質を低下させています。そんな高温に耐えうるよう長い年月をかけて佐賀で開発されたお米が『さがびより』です。ヒノヒカリが主流だった佐賀で非常に食味と見た目もきれいなお米として注目されています。粒は大きめで、食べごたえがあるしっかりした食感が特徴です。

『にこまる』は母親を早生(わせ)のお米「きぬむすめ」、父親には倒れにくく品質の良い「北陸174号」から育成されました。両親ともに「コシヒカリ」の血を引くおいしい系統で、「にこまる」はその両親の良いところを受け継いだ品種です。ふっくらと炊きあがりふわっとした食感とほどよい粘りが特長のお米です。

『森のくまさん』は、平成元年から8年の歳月をかけて熊本県農業研究センターで開発されました。コシヒカリ父とヒノヒカリ母から品種改良されたお米なので、粘りがあって香りも良い品種です。「森の都、熊本で生産されたお米」が、森のくまさんの名前の由来です。コシヒカリとヒノヒカリのいいところを受け継いだ熊本を代表する良食味米です。

雄大で迫力のある風景で有名な大分県久住地区。高原特有の昼夜の寒暖差と、くじゅう連山より湧き出る清水は真夏でも10℃前後の水温を保ち、九州一の冷たい水とも言われています。その地でコメ作り50年の名人「衛藤末男さん」が丹精を込め、育て上げた自慢のヒトメボレです。

古事記、日本書紀に記されたニニギノミコトの天孫降臨伝説や天の岩戸の物語の舞台となった神話と神楽の郷、宮崎県高千穂町尾谷の棚田ヒノヒカリです。上川登集落協定の皆さんが作るヒノヒカリはしっかりめのコシと強いあまみが特徴です。共同でEM菌を作り、出来るだけ化学肥料を使わない栽培で特別栽培米となります。

近年の温暖化の影響で、高温障害によるお米の品質低下の回避と、良食味を重視したヒノヒカリに替わる品種として、鹿児島県農業開発総合センターにて開発された鹿児島県オリジナルの品種です。粒が大きく粘りが強いのが特徴です。

沖縄県産の新米ひとめぼれ。気温が高い沖縄では、1月頃から田植えが始まり、国内でもっとも早い新米ひとめぼれです。